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コロナウイルス対策についての「まとめ」- 2020/2/15時点

※この記事は、医師ではない個人の意見です。

ざっくりと対策方法や知識についてまとめてみた。


感染対策

エアロゾル感染」とは、簡単に言うと「花粉」のように「空気中を浮遊」します。
飛沫感染」とは違い、咳やくしゃみの後に「空気中を浮遊」します。
なので「人」がいる・いないに関係なく、風で流れてもきます。
「物体」としては、黄砂や花粉、PM2.5 と同じ類だと思って下さい。

つまり「花粉症対策」の要領でマスクの着用を心掛けてください。
使用するマスクは「 VFE 99% または N95」などの表記を見ましょう。


ウイルスは湿度が高いと死ぬので、室内では「加湿器」を使用しましょう。


また「し尿」を通じて感染する恐れがあり、トイレ後の手洗いも必須です。
新型コロナウイルスは糞便を介して感染している可能性があると判明 - GIGAZINE


その他はインフルエンザと同じく、うがい・手洗い・アルコール除菌などです。




コロナウイルスの大きさ


ナノメートル(nm) ≪ マイクロメートル(μm) ≪ ミリメートル(mm)

各物体の大きさ比較

  • 花粉:30 μm
  • PM2.5:2.5μm
  • インフルエンザウイルス:0.1μm(100nm)
  • コロナウイルス:0.1μm(100nm)
  • マスクの隙間:5μm

上記から 花粉症・PM2.5対策のマスクは意味がないという事になります。




マスク選び

コロナウイルスに対して「花粉症・PM2.5対応」だけでは効果が見込めません。
対策をするなら、VFE または N95 以上の表記が必要です。
また「サージカルマスク」の表記は、下記の BFE を指す事もあるので効果が薄くなります。

または、

アメリカ合衆国労働安全衛生研究所(NIOSH)の規格

  • N95:0.1~0.3μmの微粒子を95%以上除去
  • N99:0.1~0.3μmの微粒子を99%以上除去
  • N100:0.1~0.3μmの微粒子を99.97%以上除去
    N95マスク - Wikipedia




室温 20~22℃、湿度 50~60%」以上に

インフルエンザウイルスに対する記事ですが、コロナウイルスにも有効だと思われます。
暖房や加湿器などを使い、室内の環境を整えましょう。

インフルエンザ流行期入り、ウイルスが嫌いな「室温と湿度」を再確認
インフルエンザウイルスの寿命は湿度で決まる - ウェザーニュース




症状・潜伏期間・治療・死亡率



  • 治療方法
    「特になし」で「対症療法」だけど「感染=死」ではない。
    大半は軽症で高齢者は感染・重症化しやすい
    2020/2/12 公開「医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド(第1版)」のとおりです。

「有効性が証明された治療法はありません。ただし、抗HIV 薬などの投与が有効であったという報告があり、特にロピナビル/リトナビルについては今後さらに治療効果が検証されれば治療薬としての可能性が期待できる」
「医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド(第1版)」の公開について|日本環境感染学会


  • 死亡率
    コロナウイルス:2%(※WHO発表だが変動する可能性大)
    インフルエンザ:0.1%
    SARSウイルス:10%

他の病気と比較するとそうでもないですが、肺炎と同じく
幼児・高齢者は致死率が非常に高くなると思われるので特に気を付けてください。
医療関係者の確認|MSD Connect




感染した可能性がある場合

電話相談窓口があります。すぐに電話しましょう。




おわり。