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3Dプリントでアイデア商品を実現しよう

たまにはエンジニアじゃない人にもできる記事を。

VRVirtual Reality/仮想現実)、MR(Mixed Reality/複合現実)というのは
知ってる人こそ多いですが、実際に利用している人はかなり少ないのが現実です。
実際、VRと言えばゲーム以外に利用方法が思いつかない人も多いのかと思います。

そこで実際に仕事で使えそうな話を紹介してみます。



VRはモノづくり

Windows 10 に標準で付いている「3Dペイント」で簡単に3Dデータを作ることができます。
そして、3Dプリンターの印刷を外注できる「DMM.make」というサービスがあります。

DMM.make モノづくりのためのプラットフォーム

「3Dペイント」で3Dデータを作れば、「DMM.make」で「3Dプリント」が簡単にできます。
しかもプリントするときの「素材」も選べちゃう便利さ。「簡単、気軽」に試作品が作れます。



3Dデータの作成はやっぱりVRゴーグルが楽

一応、マウスで地道に作成できなくもないですが、そこはやっぱり専用ツールの強み。
当然、VRゴーグルがある方が3Dデータの作成も楽になります。

じゃあ、VRゴーグルはどれを買えばいいの?という話になるかと思いますが、
個人的な入門者のおすすめは

約5万円で、ゲームにも使えるので一石二鳥だと考えれば値段的にもまあそんなところ。

Oculus Rift を使っている VRアーティストの「せきぐちあいみ」さんという方がいまして、
VRゴーグルの使い方は、この方のライブパフォーマンスを見るとイメージしやすいです。
Aimi Sekiguchi -VR official Site-

他にも解説動画が豊富にあるので、まず説明を読むより動画を見た方が早いかもしれません。



イデア商品で一発逆転!?

3Dプリンターで誰でも気軽にアイデア商品が作れる可能性が大いにあります。
いいアイデアがあれば、ぜひ試作品作りに利用みてください。

3Dモデリングはもしかすると3Dゲーム慣れしてる若い子の方が得意そうです。
eスポーツの話もありますし、もうゲームもバカにできない時代になりました。



3Dプリンターの可能性

3Dデータはインターネットを通じて送信することができます。
今はインターネットで物を買うと、家まで運送屋さんが運んでいます。
もしコンビニで DMM.make のようなことができれば、すぐにモノが受け取れます。

つまり、3Dプリンターは「モノの転送」が可能だということです。
これはあまり世間でもあまり言われません。
ペイント3Dで「プロダクトデザイン」し、3Dプリンターで世界中にモノを売る。
そういう未来はそんなに遠くないと思っています。

近い将来、町の印刷屋さんも紙から3Dプリンターの工場になってるのかも。



MRの使い道

参考までに、MRの例も紹介しておきたいと思います。
MR(複合現実)は、簡単に言うとメガネを通して3Dデータを現実上に表示させる技術です。
AR(拡張現実)とVR(仮想現実)の合わせ技といったところ。

主にマイクロソフトの「HoloLens」の紹介動画のような話になります。
HoloLens 2 用のアプリケーション、サービス、およびソリューション | Microsoft HoloLens

自動車整備、医療、パイロットなどの訓練に使われたりします。
他にも、家のモデルデータを作って事前に家のリフォーム後の出来上がりが確認できたり。
遊びだと、マリオを机の上で走らせるアプリを作った人なんかもいたり。
もちろんTV電話的にリモートでやりとりもできたりします。



ということで「3D」についての「今」と「近い将来」の話でした。